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家をさがす   

家探しはアパートか寮かの選択に悩まされた。
そもそも優柔不断なうえに、今回は私費留学の私にとって結構費用のかかる話。
悩まないわけがないです。

初日は不動産屋さんと6軒のアパートを見て回った。

1軒目:
1550USD。Studio。お風呂もキッチンも全部新品に入れ換え中。正直出来上がってのイメージがわからない。ちょっと狭い?

2軒目:
1505USD。1‐Room。広い。学生が多いので安心。でも何となくさびれた雰囲気。

3軒目:
Ultra Luxury。これはマネージャーがおらずNG。

4軒目:
1550USD。1‐Room。広い。でも2軒目同様あまりしっくりこない。

……この時点でもうぐったり。

5軒目:
1450USD。Studio。良い、かなり良い。庭に面した窓も中の雰囲気も良いし広い。

6軒目:
1450USD。Studio。家族経営のアパート。オーナーが住んでるから、安心だし作りがかわいい。でも西日で悲しいくらい部屋が小さい。

というわけで5軒目が好感触。
ただ、①即入居必要(6‐7月からの家賃必要) ②不動産屋さん手数料必要
のため30万円から45万円位捨てる感じ。これはできない。

そんなわけで、結局2つの選択に。
①今住んでいる先輩のアパートを受け継ぐ
②2人部屋の可能性もあるけど寮の結果を待つ

本当は寮の結果を待ってもいいんだけど、そうすると7月‐8月のいつになるか分からず、2人部屋だったらまた家探しからスタート。
そうするとまた振り出しに戻ってしかも①のグッドディールの先輩の家のオプションがなくなってしまうため、結論。

先輩の家で決定!!!

家具も譲ってもらって、部屋もワンルームで広くて、学校からも近くて、寮に比べたら高いけどアパートより格安で、
結局ベストチョイスかな。(寮と最後まで悩んだけど)。
母もLAに英語習いに行きたいと行ったりしているので、それを考えると割安?

なにはともあれ家と家具が決まってほっと一安心です。

# by MWalden | 2008-06-08 22:28 | MBA

WORK LIFE BALANCE   

WORK LIFE BALANCE-MBA新生活のための家探しに行った帰り、
飛行機で読んでいた「ハーバードMBA留学記」(岩瀬大輔 日経BP)の中に
この言葉を見た時、目がとまった。
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私はちょうど高い家賃や学費、結婚と進学、今後の進路に関して
いろいろと考えていたところだった。
読み進めていくと、ギリシャの漁師と投資銀行家に関する話がでてきた。

‐‐‐‐‐
ギリシャの小さな島に住むその漁師は、毎朝海に出て仕事をしていた。
彼は漁師という仕事を愛していたし、海は毎日彼にたくさんのことを教えてくれた。
海から戻ると彼は仲間たちと収穫を楽しみ、
残った魚を小さな市場で必要なものに換え、
幸せな家族が住む丘の上の小さな家に帰る。
家では子どもたちと外に出て遊び、彼らの冒険話を楽しみ、
そして愛する妻とテラスで酒を飲むのが日課だった。

ある日の午後、彼のもとにハーバードビジネススクールを出た
名門投資銀行の男が現れた。
彼は漁師に魚の販売を広げる儲け話をもちかける。
生産性UP、投資、ITシステム構築、競合買収等々、彼は熱く漁師に語りかける。
黙って聞いていた漁師は、男の話が途切れたタイミングで彼に尋ねる。

「…そして、そのあとに、私はどうすればいいのですか?」

男は答えに窮する。
「それは...、お金を儲けて家を建てて、優雅なブランチを友達と楽しんだり、
奥様とディナーに行ったり、お子さんと好きなだけ遊んだり。
まず何よりあくせく働く必要はなくなるんですよ。」

彼の答えに、漁師は単純に疑問を感じる。
「それじゃ、今の生活と変わらないみたいですが…。
途中でがむしゃらに働くのは、何の意味があるんですか?」
‐‐‐‐‐

この漁師の疑問は私の疑問と重なる。
「MBAに行って、お金を投資して頑張って勉強して、
そして結局何の意味があるんだろう?」
MBAを受験しようと思ったタイミングから時間がたって、
生活に変化が起こって、MBAに対する確信があった私の気持ちに
変化が現れていた。
会社を辞めて、結婚をしても良いと思える彼ができて、
生活や気持ちにゆとりができていた。

このまま、彼と一緒に住んでのんびりして、
やりたかった日本語教師を目指したり、カメラの勉強をしたりして、
そのうちに子供を産んで…。そのほうが幸せじゃない?

今、自分に答えが出ていないし、正直どちらがいいかわからない。
でも、新しいスタートに、新しいチャンスに、そしてまだ出会っていない
人たちとの出会いに、期待する自分もいる。

とにかく、あまり考えないで飛び込んでみるか。
そんな気持ちで今スタートしようとしている。

# by MWalden | 2008-06-07 05:00 | MBA